May 29, 2009
FXは危険だというのに
FXは投資商品の中で危険なことだとおっしゃる方がいますが、これは事実なのでしょうか?事実から考えると、もし本当でしたらFXは、そう多くの日本人に受け入れられることはなかったのではないでしょうか。では、なぜ危険なものとしているのでしょうか?これは、リスク管理を怠って損失を出した投資があったからです。手形割引業者を選ぶ際にどのようなことを考えればいいのでしょうか?よく知っておくことが重要です。手形割引は、資本の少ない企業や商工ローンを兼務しているようなところは慎重に考えましょう。専門性の高い金額を明確に提示担当者がしっかりしている悪い噂がないしっかりした業者を選定しています。
PCが普及して世の中が便利になる半面、セキュリティの重要性も増している。PCやスマートフォンを紛失して重要なデータが漏洩してしまった、自分のPCがハッカーの踏み台にされてしまった……誰でもセキュリティ問題の当事者になりうるのが今の時代。それだけにPCやネットを使う人は誰でも、セキュリティに関する意識を高めなくてはならないのが現実だ。
【突撃! となりの専門家:“堅苦しい話題”こそ柔らかく 「セキュリティ」キュレーター・新倉茂彦 】
アイティメディアが運営する「ONETOPI」で、さまざまな分野に精通したキュレーターへのインタビューを行う本連載。第3回はONETOPI「セキュリティ」のキュレーターを務める新倉茂彦さんにお話を伺った。新倉さんは企業の情報漏えい対策や、情報セキュリティに関するコンサルティングを手掛け、ONETOPIスタート当初の2009年10月から「情報セキュリティ」にまつわるトピックを発信している。
●攻撃側の視点で眺めると「守り」のツボがつかめる
Business Media 誠 新倉さんはどのような経緯で「情報セキュリティ」の専門家になられたんですか。
新倉茂彦(以下 新倉) もともとは、イベントコーディネーターの仕事をしていたんです。でもバブル崩壊以降、イベント業界は斜陽産業になりつつありました。勤めていた会社の業績も悪くなる一方。こうした状況を打開するために扱い始めたのが、法人向けの「ハッカー教育プログラム」でした。
ここで言うハッカーは“コンピューターやネットワークに精通した人”という意味で、不正行為を行う“クラッカー”とは別ものです。私自身に専門知識やスキルがあったわけではなく、ハッカーと呼ばれる人たちに教えを請いながら、文字通りゼロからのスタートでした。
Business Media 誠 そのあと、企業の危機管理コンサルティングを手掛ける会社に転職され、サイバーテロ対策室長も務められたとか。
新倉 取るに足らない程度の情報漏えいがきっかけで、企業が大きなトラブルに巻き込まれる現場を幾度となく経験してきました。情報セキュリティの世界に身を投じて分かったことですが、意外なことにイベントコーディネーターの仕事との共通項が意外と多かったのです。どちらも常に三手先、四手先を読む必要があるし、多少強引であってもその場を丸く治めてしまう力も大切。イベントコーディネーター時代に、海外から来日したVIPや大物アーティストのリクエストに応えるべく、日々奔走した経験が思いがけない形で役に立ちました。
Business Media 誠 オルタナティブブログ「新倉茂彦の情報セキュリティAtoZ」のサブタイトルに「攻撃は最大の防御なり」と掲げていらっしゃいます。他人を攻撃しろ、ということではないですよね?
新倉 もちろん、違います(笑)。人間は自分の都合のいいように考えてしまう生き物です。「守る側」の視点だけで物事を見ていると、いざというときに守りきれません。「自分がストーカーや泥棒ならどこを狙うか?」といったように“攻撃”を加える側になって考えると、弱点が見えてくる。結果、効果的に防衛策がとれるわけです。
Business Media 誠 「自分だけは大丈夫」とついつい考えてしまいがちです。
新倉 個人だけではなく、企業もそうですね。誰でも名前を知っているような大企業が、驚くほどずさんな情報管理しかしていないということも決して珍しありません。最近では社外だけではなく、社内の不正アクセスも増えています。いまや企業に勤めていても、いつ解雇されるか分からない。ならば、いざというときの“切り札”として情報を入手しておこうという心理が働く。平常時は何も問題が起きないから誰も気付かない。そして、ある日突然……というわけです。いくら強固なセキュリティシステムを導入しても「パスワードはいつものやつだから!」と、部下に丸投げする上司の前では無力です。
●実名制SNS時代に求められる情報セキュリティスキルとは
Business Media 誠 FacebookやGoogle+など実名利用を推進するSNSが広がりつつあるいま、ビジネスマンはどのようなことに気をつけるべきでしょうか。
新倉 まず「いったんインターネットに流した情報は消えない」という意識を持つことが大切ですね。何も考えずにつぶやいたことで、関係者や周囲の人間に大きな迷惑が及ぶかもしれません。“ここだけの話”のつもりだった情報が爆発的に広まってしまう可能性もあります。
自分が見ているのは携帯電話やスマートフォンなどの端末でも、その内容は全世界に発信され、その言動すべてが時系列で簡単に並べることができ、記録が蓄積されていきます。こう考えるようになると、発信する内容もおのずと変わってくるはずです。
Business Media 誠 不用意な発言をしづらくなりますね。
新倉 「何をどこまで発信するのか」という線引きは非常に難しいです。「リスクを避けるには、ソーシャルメディアをやらない」というのも1つの選択肢です。でも、それはそれでつまらないと考えるのであれば、まずは自分なりの情報発信の“モノサシ”をつくりあげる必要があるでしょうね。
Business Media 誠 情報発信の“モノサシ”とは具体的にはどのようなものが考えられますか。
新倉 「自分が発信した情報によって、迷惑がかかる相手がいないか」は重要なポイントの1つですね。例えば、飲み会の写真を撮り「盛り上がってます!」とつぶやいたとします。「イベントを盛り上げよう」という善意の行動だったとしても、写真に撮られた同席者には「他の誘いを断って参加した」という事情があるかもしれないし、疎外感を味わう人もいるかもしれない。
これからの時期、とくに気をつけたいのは、バーベキューなどで大勢のゲストが集まるようなイベント。子どもや女性の写真を勝手に撮ってネット上にアップしたり、GPS情報付きで個人宅でのイベント写真をつぶやいたり……といった行動はあまりにも無頓着。驚くほど簡単に情報漏えいの加害者にも被害者にもなってしまう可能性があるということは肝に銘じておきたいですね。
Business Media 誠 自分は気をつけているけれど、周囲が情報セキュリティに無関心な場合は、どうしたらいいのでしょうか。
新倉 難しい問題ですね。あれこれ説明しても、おそらく相手は理解してくれないでしょう。「考え過ぎ」と一笑に付されてしまうかもしれません。腹を立てて関係を絶ったところで問題は解決しません。勝手に情報を発信される可能性も依然としてある。であれば、ゆるやかにつながりながら、何か具体的な問題があったときに、冷静に「やめてほしい」と伝えるほうが得策かもしれません。
●キュレーターの情報収集・選別術
Business Media 誠 新倉さんは普段、どのように情報収集をしていますか。
新倉 RSSリーダーやGoogleアラートに「セキュリティ」や「情報漏えい」というキーワードを設定しておいて、随時読んでいます。また、はてなブックマークや2ちゃんねるのまとめサイトなどにもざっと目を通し、気になった情報を精査しています。
Business Media 誠 集めた情報を発信するときに心がけていることは?
新倉 「情報セキュリティは堅苦しくて難しい」というイメージを払しょくすべく、なるべく柔らかめの話題を中心に選んでいます。例えば「ボディスキャナー」。テロ防止のために搭乗客の服の内側をスキャンし、不審物をチェックするという機械で、日本でも導入が検討されています。ところが、先日、米国フロリダ州で「ボディスキャナー」を使って撮影した画像がリークされ、ネットを賑わせました。こうしたトピックを積極的にとりあげることで、情報セキュリティにあまり関心がない方々にも興味を持ってもらえればと思っています。
●ネットとの付き合い方をどう教える?
Business Media 誠 最近では子どもたちがSNSを利用するケースも増えています。家庭での情報セキュリティ教育については、いかがですか。
新倉 私には小学生と中学生の娘がいて、携帯電話各社が提供するフィルタリング機能は使っています。ただ「学校裏サイト」をはじめとする、すべての“危険サイト”をシャットアウトするのは物理的にも無理だし、得策でもないと考えています。むしろ、大切なのは危険なものに出くわしてしまったときの対処法。自分の考えがすべてではないし、10人いれば10通りの考え方がある……といった話をしょっちゅうしては、娘たちにうるさがられています。
Business Media 誠 情報は受け取る側の読み解き方次第で善にも悪にもなりうるということですね。
新倉 情報をうのみにするのではなく、これまでの経験に照らし合わせて咀嚼(そしゃく)する。それができて初めて、集めた情報を自分の武器として使いこなせるようになるんです。「情報セキュリティ」に携わるようになって早10数年が経とうとしていますが、その間にセキュリティシステムは目覚ましい進化を遂げています。でも、利用する人の道徳観が脆弱(ぜいじゃく)だと役に立たないんです。じつは視野を広げ、思考を深く巡らせることが一番の情報セキュリティ対策なのかもしれません。ONETOPIでは、ものの見方や考え方が変わるヒントになるような情報を発信していきたいですね。
【杉山元洋,Business Media 誠】
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