Feb 12, 2011
割引簡単な流れ
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県環境管理課は2日、秋田市立雄和中の倉庫で保管されていた培養土1袋半から1キロ当たり2000ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。同日農林水産省が示した腐葉土と培養土の暫定許容値同400ベクレルの5倍にあたる値。同市立泉小でも腐葉土が入ったプランターの土壌から同960ベクレルの放射性セシウムが検出された。
同日、県教育庁保健体育課のまとめで、放射性セシウムを含んだ栃木県産の腐葉土を購入していた県内の学校や保育園は計61校園に上ることも分かった。この日は新たに12校園での購入が判明。同課は順次、検査する。【坂本太郎】
8月3日朝刊
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◇原発、核兵器なくして
広島、長崎への原爆投下からまもなく66年。今なお全国約23万人の被爆者が後遺症や発病の恐怖に苦しむ。県原爆被害者団体協議会の会員は現在38人。全国で最も少ない。東京電力福島第1原発事故で放射能の恐ろしさが改めてクローズアップされたこの夏、県内の被爆者や支援運動にかかわってきた人々は、「あんなことは二度とあってはならない」という切なる願いを、一層強くしている。【小林洋子】
「今まで元気にしていたきょうだいが次々に亡くなってしまって。明日は我が身かと、びくびくする」
そう話すのは長崎市出身の三浦亮子さん(75)=秋田市土崎港東。三浦さんは7人きょうだいの3番目で次女。08年から09年にかけて兄、妹、弟の3人をがんで失った。いずれも長崎で被爆した。
「原爆のせいだったのかなと思うけど、どうなのかはわからない」と打ち明ける。自身も被爆者健康手帳を持ち、年2回の胸部のエックス線撮影や心電図、血液検査などの定期健診を欠かさない。
■ ■
8月が近づき、秋田市内で秋田竿燈(かんとう)まつりの音が響くようになると、三浦さんは「寂しい気持ちになる」という。原爆が投下された日が近づくからだ。
1945年の夏も暑かった。戦時中で食糧難が続いていた。当時国民学校3年だった三浦さんは、近所の同級生に「法事があるからトウモロコシをごちそうするよ」と言われ、8月9日、3歳と6歳の妹を連れて同級生宅を訪れた。
「飛行機が飛んできたよ。防空壕(ごう)に行こう」「警報が出てないから大丈夫だよ」。妹らが話していると、突然爆風と光に見舞われた。「台風並みの風が家の中を吹き回った。障子がビューッと旗みたいに家の中をとんだ」。下の妹を背負い、上の妹の手を引いて防空壕に避難した。
自宅は爆心地から約3・5キロ。山の陰にあり、大きな損壊は免れた。翌10日、学徒動員で爆心地近くに行ったまま帰ってこない兄を捜しに父と一緒に歩いて爆心地に向かった。街は遺体が転がり、ひどいやけどやけがをした人がおぼつかない足取りで歩いていた。
「あのとき見た様子はなるべく考えないようにしている。戦争の映画なんて、とても見られない」と三浦さんは言う。
その後、兄は自力で帰宅したが、高熱を出して意識がもうろうとする状態が1週間以上続いた。家族で氷を運んで看病した。
■ ■
三浦さんは看護師として働いてきた。57年、結婚を機に秋田に移ったが、言葉の違いに苦労した。長崎出身と知られると「原爆に遭ったの?」と聞かれた。「そうよ」と明るく答えたが、多くは語らなかった。
今年は東日本大震災で「昔のことを思い出した」。さらに福島第1原発の事故。ニュースから目が離せなかった。「原爆と原発は違うが、放射線の被害は人ごとではない。まだ小さい子に何十年か先、どんな影響が出るかと考えると、いたたまれない」と話す。
「原発も核兵器もなくしてほしい。これだけは声を高くしてお願いしたい。同じようなことが起きれば、きっと気が狂ってしまう」
8月3日朝刊
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東日本大震災と福島第1原発事故のため福島県から県内へ避難してきた人による「秋田うつくしま県人会」が先月31日設立された。秋田大であった設立大会には避難者約80人が参加。互いの報告を聞いたり、昼食を食べながら交流を深めた。
県によると、県内に避難している福島県民は450世帯1157人(7月29日現在)。県人会は名簿作りを進めており、117世帯275人分を会員として登録した。
大会では、福島県富岡町から横手市に避難している岩川亮さんが「牛や稲わらが汚染されているところで人は暮らせるのか。何を信じていいかわからない」と不安を吐露。同県郡山市から秋田市に自主避難している角田栄利子さんは「小学3年の息子の通学路やグラウンドから放射性物質が検出されたが、避難区域になっていない。息子を守りたくて避難した」と話した。
事務局代表の紺野祐・秋田大准教授は「まだまだ情報共有できていない。県人会で支援していきたい」と話し、避難者からの連絡を求めている。電話018・889・2544、ホームページhttp://blogs.yahoo.co.jp/jugyuzu/【小林洋子】
8月3日朝刊
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